アルコール依存症研修に参加してまいりました
神奈川県横須賀市にある久里浜医療センターで、5日間のアルコール依存症研修に参加してまいりました。
当院にはアルコール依存症の治療病棟が2病棟あり、地域移行病棟でもアルコール依存症の方を受け入れています。
現在は、合わせて3病棟でアルコール依存症の方を対象としたプログラムを行っています。
研修では、アルコール依存症内科学や、若年・高齢依存症者でのそれぞれの特徴、
運動を取り入れたプログラムについて学びました。
また、秋田から沖縄まで全国各地から集まった作業療法士の方々と、
現場での課題や工夫を共有し、事例検討も行いました。
さらに、自助会に通っている当事者の方のお話や、訪問看護を利用しながら回復を図っている方、
ご家族の立場からのお話を聞く機会もありました。
病院の中だけではわからない、実際の生活に根ざした経験を知ることができました。
断酒が健康や人間関係、信頼を取り戻すために大切であることは明らかですが、
お酒の問題は一人ひとりの人生と深く結びついており、簡単に解決できるものではありません。
それでも、今回の研修を通して、私自身がまず地域の自助会などに足を運び、つながりを持ちながら、
患者様が「お酒の問題に気づく」だけでなく、「これからに希望を持てる」
「一時はアルコールにとられかけた人生のハンドルを自分自身に戻せる」
ようなプログラムや日々の関わりにつなげていけたらと思いました。
病院から眺めた海岸。患者さんがここを走ったり散歩することも。
2026年1月23日






